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政治活動リポート
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2003年12月8日
エイジコンサーンジャパン設立へむけて

 12月8日大阪産業創造館にてエイジコンサーン・ジャパン設立に向けての講演会がありました。今回はこの活動について紹介したいと思います。

  エイジコンサーンとは、1940年設立の英国「全国高齢者福祉協議会」を母体とし、1971年に誕生した高齢者福祉事業を中心とする民間団体です。全英で約1500支部あり、有給職員が4800名、ボランティアが25万人(うち60%が60歳以上)という英国最大の福祉団体です。できるだけ長い間健康を保ち、自分で出来ることは自分でし、高齢者層の中での支え合いを実現し、高齢者が生き生きと尊厳を持って暮らすという社会を実現するために活動しています。

  特筆すべきは、この団体の財源のうち、政府の補助金の割合が5%にすぎないことです。残りを政治家や企業・学者・芸能人からの寄付と、保険サービスや金融取引など、この団体自体が主体となってやっているビジネス収益で賄っています。このように高齢者の自立だけでなく、非営利法人たる組織自体の自立を実現している点も、学ぶべきものが非常に多い団体です。

自分たちで
財源を確保するために、
このような本の出版も
行っています

  こういった英国エイジコンサーンの優れている点を日本に導入し、日本の高齢者福祉を充実したものにしようと、30数年間英国総領事館で勤めてこられた塚谷v子氏を中心とするメンバーが、エイジコンサーンジャパン設立準備委員会を立ち上げました。

Age Concern スタッフ&福島事務所インターン徳岡さん


エエイジコンサーン英国のHPより抜粋
 

日本は超高齢社会になっていきつつありますが、もはや若年層や家庭内だけで、高齢者の介護をしていくことは不可能になります。しかし今の日本にはまだ解決できるだけの施設や制度が整っていません。またこれまでの日本の介護は、高齢者にとって受動的なもので、生き生きとした老後を送るためのものとはほど遠いのが現状です。組織についても、政治的に中立で、行政にも頼り切らずに運営できるところは非常に少ないのが現状です。そのようなことから、日本のこれからのために、エイジコンサーンジャパンの設立が必要であると氏は考えられています。

  このようなエイジコンサーンジャパンの主旨は、私自身が高齢化社会について考えていたところと共通します。高齢者が若年層に依存する構造では若者の負担がどんどん過剰になるし、従来の受動的一律的サービスは高齢者を自立から遠ざけ、介護の負担を重くするものであります。今必要なのは、高齢者がお互い支え合いながらも自立して生き生きと生活できる環境をつくることです。それは高齢者自身の幸せのためだけでなく、そういう高齢者の姿を若い人たちに見せることで、このような歳の取り方をしたいという目標を若者に持たせることになり、それが高齢者への尊敬の念を生み出すことにもつながります。
  私はこの団体の主旨に賛同し、設立を応援していきたいと考えています。 このエイジコンサーンジャパンについて、ご興味をもたれた方、話を聞いてみたいと思われる方はどうぞご遠慮なくご一報下さい。

(参考)英国エイジコンサーンホームページ 

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