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福島しんじ、走る!「ま・つ・り」の日々。お伝えします。
2005年2月25日

平成17年3月定例会常任委員会
(財政総務)

議題     
1.市会定例会提出案件の事前調査
  (1) 一般会計 補正予算
  (2) 公債費会計 補正予算
  (3) 
条例の一部改正案     など

2.陳情書の審査 

以下、質問内容と回答です。


福島

大阪商工会議所から、本市と大阪府に対し、「地方自治体の事業に関し、競争を通じて市場化テスト導入せよ」と提言がありました。

この提言によると、本市で民間開放可能なものは344事業存在するといわれます。

市場化テストはアメリカのインディアナポリス市で成果のあった事例があります。

政府の市場化テストを導入する考え方動きについて、教えてください。

錦織
(総務局行政部行政企画課長)

 
 
市場化テストの導入に向け、サービスの質公正な競争条件の確保などにも留意しながら、検討が進められています。

 市場化テストに関する政府の動きですが、平成17年度の試行実施に向けて検討を進めています。

昨年12月24日に、市場化テストに関するガイドラインの提示、17年度に市場化テストを試行導入するモデル事業の提示が行われました。

 また、「市場化テストの導入や民間開放の阻害要因となっている法令などの見直しを行う」とし、18年度の本格的な導入に向け、17年度にはモデル事業実施する予定です。


福島 

国では、本格導入に向けて着々と進められています。大阪府で全国初の市場化テストガイドラインが発表されましたが、その具体的な状況について教えてください。  

 

錦織
(総務局行政部行政企画課長)
 
大阪府では、2月22日、「大阪府市場化テストガイドライン(素案)」が発表されました。

 当ガイドラインでは、公共サービスの提供を、透明明・中立・公正な競争条件で公募し、競争入札を行う制度としています。それにより、すぐれた主体がサービスを提供していくことができます。

 大阪府の市場化テストの導入時期は、
平成16〜17年度に
 * 体制、手続等の検討
 * 市場化テストの実行可能性等の検証
を行い、平成18年度以降の
導入を検討するようです。


福島 

国や大阪府では、市場化テストの導入に向けて具体的な検討が進められています。

 本市では、これまでどのような事務事業の委託を行い、市民サービスの向上を図ってきたのか教えて下さい。

錦織
(総務局行政部行政企画課長)

 
  本市では、各種事務事業や施設の運営などに民間活力を積極的に活用しています。

 これまでの実績は、情報処理業務、下水管渠の維持補修業務、病院維持業務、街路樹の維持管理業務、保育所運営業務、道路清掃業務、地下鉄保守業務など、の委託化です。

 また、児童館や大阪城天守閣など、施設の管理運営業務も、民間部門の活用を図っています。

 これにより、事業運営コストの縮減、専門的知識や技術を持った人材の弾力的な活用など、市民サービスの充実が図られています。

 今後とも、市民サービスの向上の観点から取り組んでいきます。


福島 

 市場化テストを活用することで、コスト縮減、そしてサービスの質の向上を目指せるとおもいます。
 
 また、この市場化テストは、民間の提案をもとに進められる仕組みで、これを活用することで、公共サービスエリアでの民間の活用が図られ、参入規制が浮き彫りとなり、規制緩和の実現にもつながると思います。

 本間先生が座長を務めておられる都市経営諮問会議でも、關市長への提言で触れられているので、大阪市では、さらに一歩踏み込んで、導入を検討するべきと思いますが、いかがですか。

錦織
(総務局行政部行政企画課長)
 
 

 行政としての責任を果たしながら、民間活力を積極的に活用することが重要と認識しています。

 市場化テストは、あくまでも良質な公的サービスが提供されることが前提となります。こうした観点から、さらに検討を要する課題も多るため、本市は国や他団体の動向にも留意し、その効果を見きわめ、検討する中で、総合的な観点から見きわめを行いたいと考えています。


福島 

都市経営諮問会議からの、關市長への提言では、市行政のあらゆる分野において、民間のノウハウを生かすと同時に、行政運営コストの縮減を図るとされています。

 また、市長の市政運営方針では、官民の役割分担のあり方の見直しということをあげています。

 懸念される問題はありますが、問題が起こった場合の解決策を考えた上で改革を行っていくことが必要ですので、今後とも、この市政改革本部において積極的に市場化テストの検討を行うことを要望します。


 

(会議詳細は・・・)

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