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福島しんじ、走る!「ま・つ・り」の日々。お伝えします。
2004年2月 米国視察リポート

ライト レイル トランジット (LRT)

● LRT とは? ●
Light Rain Transit (LRT) は路面電車のようなもので、時速 約56〜88`のスピードでロサンゼルス市内を走る新しい交通システムです。


● LRTの利点 ●

・ コストが安い (2〜4車両あたり運転手一人
・ 環境にやさしい (排気ガス無し)
・ 遅延が少ない
・ 中心市街地の活性化
---
乗り心地も快適で、歩行者通路とも場所を共有できます。気軽に乗り降りができることも利点です。


● LRTの問題点 ●

・ 車との交差部分
・ 人との交差部分 の対策

---
レールは、専用、半専用、人・車との区別の無いもの、と三タイプ。安全性を如何にあげていくかという点は常に課題となるようです。


● Mobility 21 ●

(全ての交通機関が集まるミーティング)
ロサンゼルス全体の交通機関の問題解決のために毎年開催。
《参加者》
・ 役人
・ 自治体関係者
・ 交通機関 提供者
・ 労働組合幹部    など500名以上

《会議の開催理由》
・ 今後25年以内に30%の人口増加見込み
・ 過密状態の交通システムの対策
   (今後大問題を抱えることになるのも必至)
・ さらなる交通手段環境保護安全性
---
安全な交通手段を確保することが、今後の生活水準そのものにも関わってくるという視点から、各業界の関係者が集まっています。


ライトレイルトランジット の前で 

● 安全性確保のために・・・ ●
技術面実際の操作、そして教育と3方面から更なる可能性を探っています。

例えば・・・

 ・ 安全のため踏切を2本から4本に増加
    (車のすりぬけ防止)
 ・ コミュニティーミーティング
 ・ 試乗会
 ・ モビルシアター(事故の例を3Dグラスで疑似体験)
 ・ コンピューターゲームを使った体験 など・・・


参考サイト:
● Mobility 21
● Light Rail Transit Association (England)

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