NHK大阪ホールにて、前ニューヨーク市長、ルドルフ・ジュリアーニ市長の講演、並びにパネルディスカッションが行われました。
タイトル 「犯罪・テロとの闘い」
ジュリアーニ市長がニューヨークの治安再生にいかに努められたかのお話でした。
氏は、物事を執り行う際に必要なもの、ということで3つの柱を挙げられました。
「プログラム」
● 適材適所の一定の計画。
● 統計データの分析により確立されるべき。
「リソース」
● 人員を適切な数に増や(減ら)す。
「フィロフィー」
● 実行するための定まった考え方
ここでは有名な「割れ窓の理論 "Broken
Window Theory"」の話にも触れ、「些細なことを見逃さないことが大事件を防ぐことにつながる」と強調されました。
さらに、危機管理に対して必要なこと、として「予測しうる、全ての可能性に対策を立てる」、そして「日々の活動を訓練とし、常にそこから学ぶ」ことが大切であると、述べられました。