「10月8日 日英都市再生シンポジウム」
10月8日梅田スカイビルにて大阪市と英国総領事館主催の日英都市再生シンポジウムが開かれました。第一部で内閣官房都市再生本部事務局次長・和泉洋人氏からわが国の都市再生の現状について講演がありました。続く第二部では、都市再生を一足早く経験した英国での状況について、英国政府代表者・教授・都市開発関係の会社の取締役といった都市再生のスペシャリストから発表がありました。
そして第三部では、ここ大阪の梅田北地区JR貨物敷地利用について活発な意見がかわされました。ここは24ha(甲子園約6個分)もの広大な土地で「高いポテンシャル(可能性)をもつ、都心に残された最後の一等地」といわれており、大阪再生のカギを握るものとして大変注目を集めている所です。市では敷地内道路を東西・南北に整備し、街路樹のスペースを十分にとることや、鉄道を整備し駅をもう一箇所設置する事などが検討されています。
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この梅田北地区の具体的な土地利用については、今国際コンペなどで様々な案が出され、議論されていますが、大事なことは、今までの産官学の枠組みに、プラス住民・地域コミュニティーを加えて全体でこの地区のことを考えていくことです。地域・住民が主体となって議論に参加しなければ決してよいものはつくれないと思います。この北地区が大阪の中心地としてふさわしい大阪らしい街になるよう、行政任せではなく大阪に関わる人皆で、アイディアを出し合い考えていきましょう。
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