平成16年12月臨時会常任委員会
(財政総務)
議題
1.市会臨時会提出案件の事前調査
(1) 特別職の職員の給与
条例 一部改正案
(2) 大阪市区役所附設会館
条例 一部改正案
2.陳情書の審査
(1) 陳情第 107号
(2) 陳情第 108号
報告
超過勤務に関する実態調査、及び
団体生命共済事業について
以下、質問内容と回答です。
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福島
(超過勤務に関する実態調査の
調査方法、取り組みについて)
超過勤務命令簿記載内容とその実態にかかわる調査内容について具体的に説明して下さい。
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永村
(収入役室会計企画課長)
○平成16年4月〜10月分
○全局、区役所の超過勤務命令簿を対象
に対して
命令簿と関係帳票について照合し、実態の確認を行います。
帳票として不備がある、整合性に欠ける、疑義等が見受けられるものは、状況を取りまとめ、各部署の長あるいは職員に対し十分な事情聴取等を行い報告する予定です。
具体的には
○ 勤務時間との整合性
○ 帳票類と命令簿との整合性
○ 超過勤務が生じない日時の記載
など、不自然な点を確認し、所見を報告するように求めています。
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福島
超過勤務命令とその事務手続の実態に関する調査内容について説明して下さい。
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永村
(収入役室会計企画課長)
各所属の人事担当課で、各部署の長や職員に対して事情聴取等を行い、所見等をあわせて報告する形です。
確認すべき内容は、
1. 命令簿への記載処理や押印行為を
第三者が行った実態があるか
2. 超過勤務命令がその都度、
本来の手続で行われているか
3. 30分未満の超過勤務時間の取扱い方
4. 監督者の超過勤務確認・管理方法
です。
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福島
区役所に対する実態調査の方法を説明して下さい。
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林
(市民局市民部区政課長)
大阪市会計監理検討委員会の調査内容に基づき、
各区の総務課長が超過勤務命令簿と関係資料とを照合し、関係課長から実態を調査し、その結果を市民局が事情聴取しいます。
事情聴取は、関係書類を参照しながら、疑義のある内容については関係課長等にも事情聴取しています。
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福島
再発防止のため、「職員の意識改革」が指摘されていますが、「事務手続の改善策」についてはどうですか。
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永村
(収入役室会計企画課長)
現在、区役所を中心に原因調査を行っています。
今回の調査で発生原因を明らかにし、問題点を明確にした上で改善策の検討に取り組んでいくつもりです。
再発防止のために、事務手続の改善の必要性も認識しています。今後、関係先にも要請します。
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福島
調査の徹底、スピードが問題になっていますが、年内に始まった問題を今年度中にどのあたりまで市民へ明らかにできるかが、市役所の危機管理が問われていると思います。
時間が長引くほど、市民の中から不信感や不安が高まっていきますので、現状を報告していくことが大事だと感じます。
さらに、再発防止に向けて、改善策を公表し、提案していっていただきたいと思います。質疑を終わります。
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(会議詳細は・・・)
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