ニューヨーク市消防局（ＦＤＮＹ）

●　危機管理(テロ)対策について　●
・ 世界の都市間での協力・対処が必要
・ １９９３年２月　ＷＴＣの爆発
　　（その時は事件の重大さに気づいていなかった）

・ ２００１年９月１１日　WTCテロ　
　　(ＷＴＣのアンテナが破損。無線がつながらず）

ＮＹＦＤのホールには殉職者の名前が記されています

[テロの要素]
・ 火災・爆発
・ 衝突
・ 大量殺人
・ 有害物質　（生物学的、化学的、放射線、核）

[テロを予防するために必要なこと]
・ 建物の調査
・ 監視
・ トレーニング
・ 合同テロ対策部隊
・ カウンターテロ　（迎え撃ち対策）
・ 委員会　
・ 目的

　　一時ではなく、「連続的運営」が重要

さらに、ミクロな視点からだけでなく、マクロな視点からの対策も必要がある、とのお話もありました。

[テロ戦略の再編成]
・ 操作準備の増加

装置とトレーニング
・ 有害物質対応力
・ 医療体制

装置
・ 感知装置
・ トラック

役割分担
・ 非常時における市民と役所の働き
・ ボランティアの訓練

[9.11　その後･･･]
消防員への精神ケア
（ストレスで9.11以降、4人亡くなった）
・ カウンセリングユニットの設置
・ ドクターカーシステムの導入

WTCテロで、人命救助にあたったNY消防署の方々の姿は、日本の私達の記憶にも残るところです。 しかし、決してその後も楽な道のりではなかったようです。

常に生死の境目で働く消防士の方々が力を出し切れるための、「環境づくり＝精神的ケア」の必要性を改めて感じました。