●由緒
聖徳太子が四天王寺建立の際、「四箇院の制」の「施薬院」として現在の場所に建立されました。
聖徳太子が勝鬘経を人々に講じたことで、後に勝鬘院・愛染堂と呼ばれるようになります。
ご存知の通り、縁結びの本尊のあるお寺、としても有名で、女性参詣客も多いです。周囲では「愛染さん」という名称で親しまれています。
●建築
聖徳太子が建立、後に豊臣秀吉が再建したと言われる多宝塔は国の重要文化財に指定されています。大阪市に唯一のこる桃山時代からの建物です。
多宝塔
正面を入ってすぐの金堂は、大阪府指定文化財となっており、愛染明王が奉安されています。「愛染堂」という名前はそこから由来するようです。
●境内の様子
金堂や多宝塔の周辺にも、延命地蔵尊、身代わり観音、身代わり地蔵などが祀られています。
参考サイト
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